雛人形は受け継ぐものではないの?二人目の女の子はどうする?処分の仕方は?
2016/01/01
雛人形は本来受け継ぐものではないの?母から譲り受けた雛人形があるけど…新しい雛人形にしたい気持ちもある。実際のところはどうするべきなのか気になりますよね。
そんな方に今回は、
- 雛人形は受け継ぐものではないの?
- 雛人形、二人目の女の子にはどうする?
- 雛人形の処分の仕方は?
についてまとめています。代々伝わる雛人形をどうするべきか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
雛人形は受け継ぐものではないの?
雛人形の元々の由来というのは紙の人形に災難を移らせ流して弔うという『流し雛』というのが始まりです。
この風習が平安時代から女の子の健やかな成長と幸せを願う『ひな祭り』になったそうです。
昔の考え方からすると、雛人形というのはその子の厄を引き受けてもらうためだけのものとなるので受け継ぐものではなく、嫁入りと同時に役目を終えるということになります。しかし、江戸時代からは川に流さず、雛人形を飾るというスタイルになっています。
現代の雛人形はとても高価な芸術品でもあります。このような雛人形を代々受け継ぐのも良いのではないでしょうか。
母から子供へ・・そして孫へというように物を大切にする心を育てるためにも、受け継ぐのは良いことなのではないかと私は思います。
実際、旧家などでは江戸時代からの雛人形を代々継承しているところも多くありますよね。
どうしても厄が気になるようでしたら、各地で開催される『流し雛』をして女の子の厄を流しに行ってはいかがですか?
雛人形、二人目の女の子にはどうする?
雛人形は一人にひとつということを聞いたことがある…。
確かに雛人形は本来の意味であれば、一人にひとつとなるので二人目の女の子の雛人形も準備するべき・・・となるのですが、住宅事情なども考えると二人目にも雛人形を準備したら大変です。
もし二人目にも準備しようと思うのなら、小さなあまり場所をとらないものにするなど考えてしまいますよね。でもそうなると、お姉ちゃんのは大きいのに…とひがんでしまう子もいるはず(汗
一人目の女の子に大きな雛人形を用意しているのなら、二人目にも同じものを用意してあげなくてはちょっとかわいそうかも・・・
そうなるならいっそのこと一家にひとつの雛人形で良いのではないでしょうか。我が家はそうしています(汗
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雛人形の処分の仕方は?
受け継いだ古い雛人形があるけど、新しい雛人形にしてあげたい・・・でも雛人形の処分の仕方がわからない。
気分的にも普通のゴミには出せないし・・・
通常雛人形は、その子の厄を受けてくれているのでしっかり供養してもらう必要があります。
なので雛人形の処分の仕方については、厄払いやお焚き上げしてくれる神社やお寺に持っていき供養してもらいます。
私は雛人形はもちろん、ぬいぐるみでも目や口のついた人形の処分の仕方はすべてお焚き上げに持って行っています。そのほうが安心して処分できるんです。
適当に処分して何か災いがふりかかったら嫌だな…なんて思ってしまうんですよね(泣
まとめ
いかがでしたか?
雛人形は本来の意味でとらえるのであれば受け継ぐべきではないとなってしまいますが、それは一昔前の考え方です。
現代では代々受け継ぐ雛人形を大切に扱い、物を大切にする心を育てることを教えていくのに良いのではないでしょうか。
二人目の女の子にわざわざ新しい雛人形を準備することもないと私は思います。たくさんあったら大変です。
どうしても古い雛人形を処分するのであれば、神社やお寺でお焚き上げしてもらってくださいね。
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