ノロウイルスに感染したら完治までどのくらい?感染経路は?予防法はあるの?
下痢と嘔吐で大変なことになってしまうノロウイルスですが、周りの人がかかると自分にもうつらないかとても心配になりますよね。
そんな方に今回は、
- ノロウイルスに感染してから完治までどのくらい?
- ノロウイルスの感染経路は?
- ノロウイルスの感染予防はどうするの?
についてまとめています。感染経路をちゃんと確認してうつらないように努めたいですね。
ノロウイルスに感染してから完治までどのくらい?
ノロウイルスに感染してから完治する(症状が治まる)まで、だいたいの方は10日前後のようですね。完治をしたように見えても体の中にはまだウイルスは生きていますので感染させてしまうことがあるので人ごみなどは注意したいですね。
私の職場でノロウイルスに感染して仕事を休んだ同僚がいたのですが、3日ほどで会社に出勤してきたのです。完治しているどころかまだ感染力が強いころのはずなのに、出勤してきたので上司に家に帰るように言われていました。もし社内でノロウイルスに感染するものがたくさん出てしまったら会社は機能しなくなってしまいますしね。
でも自分はもう治ったから大丈夫、、、と言って出勤してしまう人もいるので注意しなくてはいけません。もちろん、吐くのが激しいなどの症状はおさまっていても、吐いたものがついてしまった服などをちゃんと消毒していないことも考えられます。
正しく消毒されていないと服に残ったウイルスが乾燥して飛散することも…ノロウイルスに感染したら正しい消毒をして完治してから外出するようにしたいですね。
ノロウイルスの感染経路は?
ノロウイルスの感染経路はとても多岐にわたります。
★ 食品からの感染
代表的なのは牡蠣。十分に加熱しないで食べるのは危険です。
★ 人からの感染
先程の牡蠣でもノロウイルスに汚染されたものを手で触り、
そのままきれいに手洗いもしないと、どんなに牡蠣を加熱調理しても
経口感染しやすくなります。
くしゃみや咳からの飛沫感染
ノロウイルス感染者がさわったドアノブやトイレも消毒されていないと
ウイルスが付着していることがあります。そこに接触することで感染します。
感染者を介護するのに吐しゃ物などに触れてしまうのも危険です。
カーペットやフローリングに飛び散った吐しゃ物に気が付かず
ウイルスが残り、それが乾燥して空気中に飛散すると感染します。
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ノロウイルスの感染予防はどうするの?
ノロウイルスの感染予防は何よりも『手洗い』『うがい』が一番です。外から帰った時やトイレのあとは必ず丁寧に手洗いすることを心がけましょう。そして人ごみの中に行くときはマスクの着用をお勧めします。あと、次亜塩素酸水を家にひとつ用意しておくとさらに安心ですね。
ノロウイルスはアルコール消毒では除菌できません。ノロウイルスが付着していると思われるところは熱湯をかけたり、カーペットならアイロンをあてる。次亜塩素酸水(台所の塩素系漂白剤など)を使うようにしましょう。
完全にノロウイルスに感染しないようにすることは正直難しいかもしれませんが、体内に入るウイルスの量が多いと重症化する危険もあります。少しでも感染予防策は取っておいた方がいいのではないでしょうか。
人からの感染を防ぐには上記のようになりますが、食品からの感染予防のために二枚貝を食べるときは必ず中心までしっかりと火を通すように気をつけましょう。生ガキなどをノロウイルスの活性化される時期に食べるのは感染のリスクがとても高くなります。
まとめ
いかがでしたか?
ノロウイルスは完治しているように見えても実はまだ体内に残っている可能性が高いやっかいなウイルスです。感染経路を知ることでその予防策が取れますので、参考にしていただけたら嬉しく思います。
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